外出が面倒なら散髪に行こう

長期的にひきこもっているとどうも外に出るのがおっくうになる時がある。ちょっと買い物に行くのにもすごいエネルギーを使うのだ。この現象の対策を考えていたら、ある特徴に思い立った。この現象が起こる周期はだいたい1か月前後。そしてちょうど散髪を終えて1か月半、伸びた髪が気になってきたころに起こるのだ。

ものは試しと買い物の前に散髪に行ってから行動すると、予想通りうまくいった。顔そりもやってもらえるのですごくさっぱりする。これが外出へのハードルを下げるのだろう。

世にたくさんいる、自分も含めたひきこもりがちな人々のステレオイメージは、ことごとく長髪である。オタクのイメージとも合致するかも。やっぱり髪の長さと外出へのハードルは反比例すると思う。

注文方法もちゃんと事前に決めている。はやりの髪形などにはまったく興味がない(大学生なのに)ので、いつも同じ。「横と後ろは刈り上げない程度に短く。前は眉毛の上で。上も短く」これで終わりである。おしゃれな人から見ると想像もつかないかもしれないが、これで私は満足。できるだけ短いのが好みだけど、刈り上げまでいくと社会的にNGを食らう。なのでその手前でやめておく。そして前髪はできる限り短く。不自然にならない程度に。普通に前を向いたときに、髪が視界に入らないのが絶対条件。上を向いた時には入るけど、それも追及するとちょっと注目を集めるくらい短くなるのでNG(経験済み)

脱オタの本を見ると美容院に行け!ってよく書かれているが、個人的には理髪店で十分満足。そこまではやりのおしゃれに興味があるわけでもないし、最低限人に失笑されない程度に整っていれば問題ない。とはいえ、個人経営の理髪店は入りずらいので、全国チェーンのプラージュに行っている。シャンプーなしだと2000円で顔そりまでやってくれるので良心的。

大学に入るまでは小学校からずっと1000円カットだったけど、顔そりが予想以上に気持ちよかったのと、自分がなりたい髪型になる確率が体感できるくらい違ったので理髪店に変えた。おしゃれな人であれば1000円カットでいろいろ注文して理想形にできるのかもしれないけど、自分みたいに知識も興味もない人間にはちょっとリスクがある。値段と質は比例する。1000円カットはベータ版のandroidOSみたいなものだ。知識がないと触るのは危険。

いろいろ語ったけど、結論は一つ。外に出るのがちょっと億劫なら、散髪に行ってスッキリしよう。以上。